06-4862-7349

〒530-0001
大阪市北区梅田1-11-4
大阪駅前第4ビル923号

仕組みで稼ぐ社長の視点 第6話:「社長の覚悟が組織の一体感を生み出し業績向上へとつながる」

創業、60年以上のA社長は高い技術力に定評があり、他社より高い品質を強みを全面にし
他社ではできない技術により、仕事依頼が殺到している。

ただ、先代から事業を引継いだ段階では、社内における運営ルールや技術継承や人材育成
といった経営面において仕組み化、整備されていない状態で引継いだ。

A社長は、会社を少しでも良くしたいと言う思いから、様々な経営の勉強会に参加し、学ん
だ内容を経営に取り入れてきた。

社長の努力の結果、会社は着実に良くなっていく一方で見積書の作成から、製品の納期
管理など多岐に渡って社長担当の業務が多くなっており、社長一人で考え全て現場に指示
している状況で社長が指示しなければ管理一定の成果を継続して出すことができない状態
に対して、いつまでも、社長一人で会社を引っ張っても理想の企業づくりをするために
社員を巻き込んで変えていこうと決意しました。

社員を巻き込むためには、何を目的として、社長自身がどのような会社を目指すのか、
それを実現するためには各部門、各個人の役割を決定する必要がある。

手法については、十分に理解できているが、社長にはひとつの懸念点があった。
それは、会社の方向性、ビジョンを語った時に社員が共感し協力を得ることができるのか、
その部分に大きな不安があったが、覚悟を決めて社員一人ひとりに面談することを決意した。

当初、そういった新たしい取組みに関して、反発的な社員も社長が腹を割って話をすること
で最終的には理解、納得し、これまで手つかずだった工場の整理整頓から着手し具体的な
行動で協力すること示した。

どれだけ優れた計画があっても、実行する社員が理解、納得しない限り、継続的に現場で
実行し続けることできない。会社の方向性、ビジョンに共感し理解するからこそ実行する
スピードが加速し成果へとつながる。

理念については、今さら述べるまでもなく、企業を成長させていくためには重要なものに
なります。

自社の進むべき方向性を明確に示し常にブレることなく全社員が一丸となって浸透して
いくもので、逆に理念が定まっていないと社長の意思決定のスピード、方向性に一過性
がなく、短期的に儲かることを優先し、場当たり的な行動が増えることで、社員は、社長
に対しての不信感が高まることで組織の内部崩壊につながることになる。

成長発展する企業の社長は、自身の実現したいことを理念として、文書化し、しっかり、
社内に浸透化されている。

やりたいこと実現したいことはなんとなくあるが、具体的に考えることなく、言語化、
文書化されておらず、社員も会社の目指している方向性、ゴールがよくわからないと
心の中で思っている。

経営目標を達成するためには、社長の価値観である経営理念を示すことで社員が理解
をすることが組織全体を動かすための原動力へとつながる。

社長が本気で何のために経営活動をするのかを再度、見つめ直し、その考えを文書にして、
社内、社外に発信することで自社がどのような想いで経営をしているのかを理解、共感
されることを目指します。

理念は、社長がお客様や社員に対して、必ず守ると決めた約束ごとです。
従って、一番理念の実践が求められるのは社長自身であり、本気度と社内での浸透の
進捗スピードは、比例します。

社長にしかできない重要な仕事で経営理念が社長室の額縁に飾られている状態を避
けるために社長と社員の間で価値観を共有し、具体的な行動レベルに落し込み実践
することが求められる。

【経営理念】:自社の存在価値を明確にして、社内社外に共感します。
【経営方針】:何を目標として、活動するかを数値化していきます。
【行動指針】:現場で実践するために行動レベルに落し込みます。

理念(価値観)を共有することで自分の判断軸ではなく、共通化された判断基準で
判断することによって、指揮命令が明確になることでストレス、ミスコミュニケー
ションすることなく、各自の正しい判断軸をもとに行動することで実行力の高い
組織運営することができる。

こんな時期だからこそ原点に立ち返り、経営理念を見直すことで今後の新たな事業
展開にもつながる可能性があるのではないでしょうか。