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仕組みで稼ぐ社長の視点 第54話:「社長と社員の信頼関係と利益の関係」

この1週間、特に経営者の方々からの相談内容として
「利益の確保」が多く寄せられました。

皆さん、業績が好調で一見何の問題もなく経営をで
きているように見えていても先を見据えて企業運営
している優秀な経営者であればあるほどに健全な危
機意識が高く常に「このままではいけない」考えて
いる。

業界や自社の現状を客観的に捉えることができてい
る経営者であれば将来の目標、あるべき姿から社長
事業モデル、組織体制、人材、組織文化と変化する
こと前提に「今」何をするのかを明確にしています。
だからこそ高利益を確保することができています。

ここまでは、経営の教科書でも言われている内容で
あり、全員が同じように実行しても同じ成果を出す
ことができないのが現実ではないでしょうか。

しかし、現実は業種業界、社歴、事業モデル、組
織の成熟度、社長のマインド能力の違いなど全て
の前提条件が違い絶対的にこれをやれば成果が出
ることはなく、いかに自社に合わせて経営ノウハ
ウをフィットさせなければお金になることはあり
ません。

利益を確保するための手法として、事業モデルを
強化することが一つの答えになります。

特に老舗企業は数十年以上に渡り経営活動を通し
て内部留保を積み上げて現金が増加し顧客、商品
のラインナップも分厚いものとなり事業モデルが
構築されている企業であればなおさらです。

ただ、どれだけ事業モデルが優れていてもその
事業モデルを実行する人材、組織が存在しなけ
れば成果が出ることはできないのです。

多くの経営者が本質的な頭を悩ませる問題とは
利益を確保することではなく短期、中長期の利益
を確保するために人材、組織を変革し続けること
に頭を悩ませています。

事業モデルは経営者の発想や意思で大きく方向性
を変えることができます。

つまり、経営者の意思で大体の部分をコントロー
ルすることができます。

ただ、人や組織は最終的な意思決定は幹部を含め
た人材が行うことであり会社や上司がコントロール
することができないのです。

いやいや、そんなことは会社のルールや制度でコン
トロールできるだろうと言う意見もあると思います。

これは、その通りで大きな割合でルールや制度で補
えることが事実です。

ただ、これは既存事業においての条件付きになりま
す。¥既存事業における成果の出し方は本人も経験
をしているので「これぐらい、これだけ」すれば成
果を出すことができるとイメージすることで再現性
が高くなります。

しかし、新規事業においてはこれまでの経験則が通用
しないのでゼロから試行錯誤を繰り返して成果ではな
いですが経験値と指標にすることができます。

事業モデル、ルール、制度の前に「信頼関係」が会社
上司、メンバーに対して存在していることで実行の質
スピードも飛躍的に高めることができます。

つまり、ある程度の規模の企業だったり優れた事業モ
デルであっても感情面での人、組織に対する信頼関係
が組織の成果を左右するということになります。

では、人、組織における信頼関係を構築するために
何をすればいいのかについては下記のポイントを抑
えることです。

①社長が考えているビジョンや経営について何
 を目指しているのかが明確になっている状態

②社長のビジョンを実現するために事業モデル
 として構築されているか
 

③ビジョン、事業モデル、部門、個人の目標と
 連動して落とし込まれているか

④上司と部下の間で互いの得意なこと苦手なこと
 が部門単位で理解し合えている

⑤それらを踏まえて振り返りと互いを知るため
 のコミュニケーションを図る

逆に言うとこれらができなければ信頼関係が構築
されておらず特に新規事業での高い目標を達成する
ことは非常に困難になります。

自社の部門、個人とで信頼関係が構築されているか
を話し合ってみて下さい。