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仕組みで稼ぐ社長の視点 第49話:「生産性の向上や標準化が事業を強化することになるとは限らない」

「三好先生、現在、ビジネスのトレンドとしてITを活用して産性を
 向上していくことが重要であると言われていますので自社でも取り
 組んでいこうと考えています」

業種業業界によって社員のマネジメント、育成についての難易度に差は
ありますが、基本的には大なり小なりマネジメント、育成が必要になります。

集客から営業、生産、品質管理、納品、アフタフォローとビジネスプロセス
全てが属人化されておらず一定のレベルになれば各プロセスの業務を回せる
仕組みがあれば人のマネジメント、育成について必要最小限で抑えることが
でき会社としてスムーズに経営することができます。

しかし、これが教科書通りの回答であり、実際の経営活動ではそう上手くい
かないことの方が多いのではないでしょうか。

特に自社の事業モデルである販路、製品サービスにおいて圧倒的な強み
差別化を保有している会社は大企業を含めた数%の一部の企業だけの話し
であり多くの企業ではあの手、この手を考え長年に渡り創意工夫した結果
業界における今のポジションを築いてきました。

大手企業のように恵まれた自社独占の販売契約た仕入ルートや特許といった
ものではなく社長が開拓してきたお得意先であったり、他社がやらない条件
をどうにかして利益が出る社内体制にしてきた人的な差別化で社長が先頭に
立ち会社の基礎となる事業を構築し成長発展を導いてきました。

現在、多くの企業にお家て経営のテーマに掲げている生産性の向上や事業
の仕組み化について絶対的に取り組んでいかなければならないことです。

しかし、生産性の向上や事業、業務におけるフローを標準化することで
自社の強みが消えることがないのかを想定した上で実施していくことが
重要になります。

スタートアップ、中小企業における最大の強みは社長であり顧客の無理
難題を受け入れて実務のこなす人材であります。

つまり、効率や標準化することが目的としてしまうと自社の強みが薄まり
普通の企業になってしまうデメリットがあります。

重要なことは自社の強みが何であるのかを理解することからスタートします。
さらに自社の強みを強化するための経営方針、全社、部門、個人として何を
取り組んでいくのかを明確にします。

世の中のトレンドを知り経営に取り入れることは重要ですが、自社のコア
となる強みを理解しない状態で鵜呑みにしてはならないということです。

社長と経営幹部の皆さんで話し合いを繰り返し自社のコアとなる強みを理解
する取り組みを行っていくことをおすすめします。