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仕組みで稼ぐ社長の視点 第48話:「老舗企業のホールディングス化による組織変革」

「三好先生、これまで先代の父親が事業、組織を築き上げてきました。
 業歴も長くこれまでいい企業文化も醸成してきましたが、ただ、世の中
 の変化のスピードが加速しているので既存事業の強化に加えて新たな
 収益を確保する必要があるのでそれに合わせて事業部も分社化して
 ホールディングス経営に舵を切ります」

コロナ前からホールディングス経営について何件もの相談を受けていました。
ホールディングス経営についての賛否は沢山ありメリット、デメリット
を比較してみると管理コストが増えることで組織の成長どころかスピード
が遅くなるので意味がないという意見もある。

また別の視点でホールディングス経営という、あくまで本来の目的を達成
するための手段が目的化してしまいケースもあります。

世間一般的な評価として、ホールディングス経営の響きはスタイリッシュで
格好いい言葉が当てはまります。

デメリットの部分にフォーカスするのはなくメリットの部分についても沢山
あります。

経営のハード面において税務面でのメリットが大きくあり株価相続対策で
活用されることもあります。

個人的にはソフト面においてのメリットは計り知れないほどの大きなものが
あり実際ホールディングス経営に方向性を進めていくことで業績が飛躍した
ケースも沢山あります。

特に業歴の長い老舗企業では業績を向上させることだけを目的とするのでは
なくホールディングスにすることで分社化されることで各社、経営者、幹部
管理者と役職が増えることでこれまでとは違い活躍できる可能性が社員の立場
からすると広がっていきます。

事業モデルの構築、新たな取り組みを行っていく際に同時に組織の変革も必要
になります。

人という動物は自身が置かれている環境により大きく成長することもあり成長
しないケースもあります。

ホールディング経営を成功させるためにはこれまで以上に自社の方向性を設定
しどのような会社にしていきたいのか組織、社員にはどうなって欲しいのかを
明確にしなければ変革することはできません。

ここが明確でなかったりブレてしまうとうまくいかなくなります。
また、グループ全体の戦略の策定、財務に関してはホールディングスである
本体が役割を担当し分社になった各事業会社において売上、利益を確保する
ことが重要になります。

このように会社の方向性に加えてホールディングス経営としての役割を決めて
いくことが最も重要になります。