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仕組みで稼ぐ社長の視点 第42話:「コロナ禍における新規事業を成功させる組織づくり」

「三好先生、コロナにより、ビジネスの環境が大きく変化しまして、自社でも
 新規事業を立ち上げて、新たな収益の柱を獲得しようと思っています」                                                                                                                                                                                                                                                           

ここ最近、経営相談でよく聞くようになった経営課題になります。
コロナの影響により、既存事業の収益が大きく減少している経営者からする
と早急に業績をV字回復させようと考えています。

また、コロナに対する金融機関の緊急対応として、事業融資がこれまでにない
好条件となっており、その結果、資金が潤沢な企業が増加していることも追い
風となっているようです。

このような状況下において、既存事業の延長線上に成長性、業績ともに明るい
未来がなければ、新規事業を立ち上げるしかありません。

では、新規事業を立ち上げるにあたり、課題もなくスムーズに収益につなげる
ことはできるでしょうか。

しかし、現実問題としては、うまくいかないケースも多くあり、これは当然の
ことであり、顧客、商品サービス、営業、生産の各ビジネスフローをゼロから
構築しなければならないので、難易度は高いです。

加えて、ビジネス難易度以上に新規事業を担当する責任者、メンバーの意識と
能力を向上させることの方が難易度が高くビジネスモデル、ビジネスフローは
社長だけでも構築することはできますが、実務の実行は現場のメンバーにやって
もらうしかなく、はじめてのことに挑戦する人を動かすマネジメントすることは
非常に時間、忍耐力のいることです。

新規事業を成功させるためには、2つの構築が必要になります。

①新規事業のビジネスモデルの構築

②新規事業を実現するための組織づくりの構築

①の新規事業のビジネスモデルに関しては、経営者であれば、比較的スムーズに
アイデアを考え出すことができます。

しかし、新規事業をゼロから立ち上げて、安定的に収益化して、オペレーション
をこなしていくには、社長一人のマンパワーでは限界があり、事業を構築する人
業務を回す人と構築した事業を拡大する人と各段階で役割があります。
そのための組織づくりを構築することが必須になります。

組織づくりをするにも、3つの方法があります。

①既存社員での組織づくり

②新規社員での組織づくり

③外部パートナーでの組織づくり

新規事業モデルによっても違いますが、①の既存社員では新規事業を成功させる
ことは近年では、困難になってきています。

経営環境が目まぐるしく変化する中で、事業モデルは複雑化し、事業サイクルが
加速しており、既存事業における売上、利益を確保するためには、これまでの延長
線上での「思考」と「行動」を変えることなく一定の注力をすることで成果を出す
ことができます。

一方で、新規事業で売上、利益を確保するには「思考」と「行動」の変化が必要
になります。

②③を選択する組織づくりが増加しています。
大企業の副業か解禁、個人事業主の増加により、今後は、事業会社も③の外部
パートナーを活用した組織づくりが主流となる事業会社も増えてくるかと思います。