06-4862-7349

〒530-0001
大阪市北区梅田1-11-4
大阪駅前第4ビル923号

仕組みで稼ぐ社長の視点 第35話:「事業承継を成功させるためには期限と設定する」

「三好先生、これから経営活動を行なっていく上で、数年後には第一線から退き次の世
 代に会社を譲りたいと思っています」

「これまで自分の感覚で経営してきたので、次の世代に会社を譲った後のことを考える
 と経営の再現性が高いと言える状態ではないので、これから数年かけて標準化と仕組
 みを構築していきたいと思います」

業績を安定的に向上させる社長の思考として、目の前の業績を向上させることだけはな
く未来の業績及び会社の行く末を見据えた上で「今、何をするのか」を決断します。

つまり、目の前の業績を向上させながら、地に足をつけて経営活動をしながらも、そこ
で働く社員、会社の未来の経営をイメージしています。

「着眼大局」「 着手小局」という言葉があるように大きな視点で世の中の変化、自社
の変化を見据えた上で、実行の段階では計画し、実行しながら改善し成果を出してい
きます。

極端にどちらかに力が偏ってしまっても良くなく、この2つのバランスが重要です。
未来をイメージして目の前の業績を出すには、社長の思考の強化が必要になります。

成果を出す社長は、大局の視点で見る際に「市場の動き変化」「業界の動き変化」
「自社の課題」の3つのステップで思考します。

成果を出す社長に共通している点に世の中の変化に敏感で自社のビジネスモデルを
理解し、自社ビジネスの成功要因を把握し実行しています。

この差が最も出るケースとして、事業承継が挙がられます。
つまり、後継者に事業を引き継ぐ際に残されたものが陳腐化した事業モデルと借金
未整備な状態の組織御体制である場合、事業を立て直すのに数年、下手をすれば数十年
時間がかかる可能性もあります。

一方で、後継者に3年後に事業を継承すると決めて、経営計画を立案し、事業モデル
組織体制を構築した状態で引き継げれば、社長就任1年目から高い業績を出すことが
できます。

自社事業の将来を見据えて、事業承継を考えることが重要になります。