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仕組みで稼ぐ社長の視点 第30話:「社長の時間の使い方とお金の使い方で自社の未来が決まる」

「三好先生、創業してから増収増益を続けてきていますが、今の良い状態がいつまで
 続くのか不安になる時があります。他の社長はこういった不安に対してどのように
 解消しているかを教えて下さい」

順調に事業を伸ばしている社長であれば、少し立ち止まった時に「あれ、このままA社
の売上が拡大すると依存度が高くなりすぎる」であったり「既存事業における粗利、
利益をいつまで確保する事ができるのか」について、不安になる瞬間があります。

コロナのようにこれだけ大きな環境の変化については、誰しもが想定する事ができな
かった大きな出来事です。

コロナ前まで、絶好調だったインバウンド向けのビジネスが一転、売上が0になった
事例もあると聞きます。

市場や事業の構造そのものが変化する時には、何をしてもどうしてもうまくいかない
事があり、何もせずに耐え凌ぐ期間があります。

飲食業、旅行業等がまさにそのような状況になっています。
ここで重要なことはこの事態を結果を変える事ができなくとも立て直しをする事は
できます。

現在の有事での状況においては事業モデルを強化したり、新規事業を立ち上げ継続的
に利益を確保することが出来なければ、この先、自社に明るい未来がないと危機感を
持つ事ができますが、これが平時の時であれば利益は出ているので社長、社員を含め
て変化する必要性を感じる事が出来なくなる傾向があります。

社員の立場であれば、これは当然のことで自らが課題設定して変化する事はまずあり得
ない事だと思って間違いないです。

ここで重要になるのが、社長の言動、行動で組織は大きく変化する事もあり、変化しな
い事もあります。

会社の業績は99.9%社長で決まるといっても過言ではありません。
理由は、自社の将来について、最終的には社長にしか決断することができません。

業績がどれだけ好調でも、将来の業績を保証するということにはなりません。
業績が良いと油断して、全て現場に任せてビジネスモデルも見直しせずにいると将来必ず
ジリ貧になり業績は低下していきます。

①社長が使っている時間(何にどのぐらい)

②社長が使っているお金(何にどのぐらい)

時間もお金も社員の成長や既存事業の強化、新規事業の立ち上げのために使っている
A社長と時間もお金も社員や事業ではなく毎回同じメンバーが集まる社長の会合やビジ
ネス的な効果が出ることのない団体への所属、付き合いの名の下、平日のゴルフコンペ
などに多くの時間とお金を使っているB社長、皆さんであれば、どちらの社長が業績を
向上させる事ができるでしょうか。

その答えは言うまでもなく業績を向上させるのはA社長です。
一部例外を除いて、毎日ゴルフをして、毎日豪遊していても順調に業績を伸ばしている
社長もいます。

ただ、条件としては、既存事業を任せれる経営幹部と人材と仕組みが必ず存在しています。
社長がいなくても事業が回っている状態です。

それでも、市場の成長性、事業の成長性は必ず衰退してくるので、既存事業の仕組みの
確認と事業のポートフォリオを組み替える必要はあります。

皆さんが現在、何に一番時間を使っていて、何に一番お金を使っているのかをこの機会に
一度、振り返ってみてはいかがでしょうか。