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仕組みで稼ぐ社長の視点 第29話「業績の高い企業は社長と幹部が自社の現状を正しく理解している」

「三好先生、持続的に利益を確保し続ける為には、どのような戦略でどのように組織を
 変革していけばいいでしょうか、具体的な経営手法を教えて欲しいです」

このような経営相談を定期的に受けることがあります。
そして、相談者の傾向としては後継経営者の方が多いです。

企業を継続させること、安定に利益を確保し続けて、社員の雇用を継続ことについては
経営者であれば、当然、誰しもがそのことを考え実現するためには「何をどのように
すればいいのか」について、日々、考え実践しているのではないでしょうか。

そのことを踏まえて、経営に関する「経営計画」「人事評価制度」「営業支援ツール導入」
「目標設定」など、これらの経営手法を取り入れることで全ての企業の業績を向上させる
ことはできるのでしょうか。

その答えは、一部例外を除いて多くの企業では業績を向上させることは難しいです。
その理由は、どのような優れた戦略、潤沢な経営資源(人・モノ・カネ)であっても
社長と幹部又は社員が自社を現状、課題を正しく理解することが必要になります。

正しく理解するという意味は、社長の現状の認識と幹部の認識には大きな乖離があるから
です。

現状、課題の把握の段階で大きな乖離がある状態で戦略、目標設定、部門、個人へと役割
を落とし込まれても現場での実行力は確実に弱くなります。

①市場における現状と今後の動向について理解する
現在、商売している領域において継続することで明るい未来はあるのか、明るい未来がある
のであれば、ただその市場に明るい未来がないのであれば、市場を変えるために3〜5年の
時間軸で事業転換しなければならないです。

②自社の販路、商品の継続、成長性を理解する
現在、商売している対象の顧客、商品の継続、成長性は、1〜3年、3〜5年、5〜10年の
3つの段階で考えてみます。

「そんな先のことはわからない」という、意見に関しては、まさにその通りなのですが
重要なことは、想定して考えることで思考能力が鍛えられることです。

社長と幹部では、具体的に何が認識の違いであるかを理解することが目的です。
「社長はこんなことを考えているのか」「幹部は、まだこのレベルしか理解できていな
 いのか」を知ることができます。

①②を社長と幹部が正しく現状、課題を理解することでその後の戦略、目標設定が個人
へと連動することで実行力が高まり成果を出すことができます。

業績を向上させるために一番最初に行うことは、正しく自社の現状、課題認識をする
ことです。