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仕組みで稼ぐ社長の視点 第27話:「仕組みや制度だけでは人は動かない 」

「三好先生、組織に新たな取組みを導入する時には、自分が期待する成果とスピード
 で組織が動くことがない。
 
 組織、社員が自主的に動くのためには、どうすればいいのか悩んでいます。
 業務指示をしてから、1週間以上経過しているのに進捗状況の報告がなくどこまで
 何が進んでいるのかわからないです。

 いつ報告があるのか、こちらから確認するとほとんど進んでいない。
 非常に残念な結果でストレスを抱えています。」

多くの経営者の方が組織づくりや変革に着手する際に必ず立ちはだかり、集客や商品づ
くりは順調に進んでいる一方で社員の「思考」と「行動」を変容させることに多くの時間
と労力を費やすことになり、事業が進んでいないことに苛立ちが蓄積され会社の雰囲気も
重く暗い感じになります。

これまで、多くの組織において既存事業の強化及び事業領域を拡大、新規事業の立ち上げ
に挑戦する際には、これまでと同じように社長が現場の第一線で動きながら、新たなこと
を同時に取り組むことは非常に厳しく、一部の業務、もしくは、事業を社員に任せるしか
ありません。

そこで、はじめて、自分一人で動くことに限界を感じ、この状態を続けていても会社も
社員も伸びないと考え組織化に向けて動くケースが多くあります。

事業の業績は、順調に向上しているので、事業自体の成長は実感できている一方で、
社員、組織の成長が伴っておらずアクセルを全力で踏み込んでいるがブレーキがかかって
いる状態になります。

この状況を打ち破るために人事評価制度や目標設定など様々な取り組みを実践するものの
期待する成果を得ることができません。

この課題は、仕組みや制度を導入するだけで解決しようとするのではなく各社員が自身の
役割、目標を理解し、成果を出すために「進捗状況」の徹底することで、個人には良い
習慣ができ組織には良い文化が醸成されます。

その状態になると最低限のルールと指示で動くことができます。
無理に仕組みだけで動かすのではなく仕組みと意識を融合することで、一時的ではなく
継続的に変化、実行できるようになります。

ただ、短期間でできることではなく長い時間をかけていく必要があります。
下記のサイクルを順番で回すことで醸成されます。

①自身の役割と目標の明確にする目的を理解する

②進捗状況を確認して改善できるマネジメント体制の強化

③上記、マネジメントサイクルを繰り返すことで個人の習慣が良く
 なり、組織には良い企業文化の醸成

④その結果、社員が意識しなくても、それが当たり前の基準になり
  組織全体には規律が出来上がる