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仕組みで稼ぐ社長の視点 第17話:「成果を出す企業の会議の在り方とやり方」

「これまで、20年近く既存事業で、高収益を上げてきて、儲かっているので、今月
 今年と変わらなくても、問題はなかった」

高収益な事業モデルとして、これまで素晴らしい業績を上げてきたA社での
経営会議の際に社長が自社の現状について、述べていました。

現在、企業を取り巻く経営環境が大きく変化しており、業界によってはこれまでと
同じ商品で同じお客様に提供を続けるだけでは、3年後の中期視点で考えるとジリ貧
な状態になり、時間の問題で事業は衰退していきます。

では、自社が衰退しないように今、何をすればいいのか?については事業モデルを
強化し、実行する組織体制をつくることになります。

ここまでは、戦略を目標に落し込んでいる計画の第一フェーズであり、社長のトップ
ダウンで比較的容易に戦略の立案をすることができるが、重要なポイントは、第二
フェーズの立案した戦略、目標を実行して成果を出し、継続していくことがもっとも
高いハードルになります。

人がこれまでの「思考」と「行動」を新たに変えることは、すごく大変なことで
時間をかけて、個別のマネジメントを繰り返して、徐々に「思考」と「行動」を
変化させていきます。

その際に有効的な手法として「会議」があります。
皆さんは会議に対してどのようなイメージがありますでしょうか?

「また社長の独演会がはじまったよ」

「会議の時間が長いだけで結局、何も決まらない」

「そもそも、今日の会議の目的は何だったのか?」

「また、次回に結論を持ち越して再度集まる必要あるか」

等々、マイナスなイメージがあるのではないでしょうか。
三好も実際サラリーマンとして、複数の会社で仕事をしてきました。
その経験を振り返ってみると本当に意味のある会議もあれば、全く意味のない
会議があったのことも事実です。

そして、会議にもたくさんのパターンがあります。

・参加者の発言を一切取り入れない社長、役員の独演会となっている会議

・会議の明確なゴールがなくただ集まっている決定しない会議

・上司が意思決定せずに結論と先送りにして部下に責任転換する会議

・目標が未達成者に上司が怒り部下は萎縮して何の意見も出ない会議

・規模が大きくなると資料作成と根回に力を注ぎ疲れている会議

どうすれば、成果を出せるのかを試行錯誤しながら、苦戦しながらも前進しながら
仕事を進めていきます。

そんな多忙を極めるビジネスパソーンにとって、ムダな会議に使う時間の余裕は
ありません。本当に成果につながる意味のある会議の実施以外は必要ありません。

これまで社長と経営幹部が自社の将来どのようにしていきたいのかを話し合った
ことはありますでしょうか?

当然、そのようなことは毎月の役員会で常に話し合っている。という、答えが大半
であると思います。

経営体質の強化と成果を出す会議の定義としては、今期、今月の短期的な売上では
なく、数年先を見据えて既存事業、新規事業事業でどのぐらいの規模までに成長さ
せていきたいのか、実現していくための組織体制としては、経営幹部、管理者の
育成を計画します。

さらに具体的な3年後、1年後の全社目標を経営幹部が実施責任者として、各部門
に目標を行動計画に落し込み経営幹部が責任者として、コミットメントし、実行
した結果に対して現状と目標のギャップを明確にして、目標達成のために次に何
をしていくのか具体的なアクションを決めていきます。

・実行の仕組化 現場での習慣化

・既に既存事業での完成していることは議題になりません

・担当者が社長、役員(もしくは、実施責任者)

・達成基準、期限、責任者を決めなければ、組織においての目標が進んでいきません

会議には、全社目標から部門目標と自身の役割、目標にコミットメントした状態
の社長を中心に経営幹部(管理者)で実施していきます。

自社の中長期的売上を確保していくための会議になります。
中長期的な売上の確保は、現場社員ではなく経営陣でないと進めれない内容
になります。

組織は、トップが変われば全てが変わります。
現場がどれだけ頑張っても間違った方向性に努力しても成果はでません。

組織で一番視点、意識、責任が高いのは社長含めた経営陣です。
経営陣が一枚岩とならずにコミットメントしていない状態では、どれだけ優れた
戦略計画があっても現場に理解納得させて実行させることは不可能です。

経営陣がコミットメントしていないのに現場がコミットメントしません。
建前として、コミットメントしたようにして、何も現場では、実行されずに
「すみません忙しくできませんでした」と流されいつの間にかその目標自体
が消えてなくなります。

経営陣以上に会社のことを考え実行にコミットメントできる人間はいないです。
経営陣の役割は、戦略、目標を各部門、現場へ落し込みコミットメントするように
目標設定、成果を出すための実行の支援をすることが最重要の役割になります。

未来に対してトップダウンと現場で実行するボトムアップを融合することで
組織全体が動いてきます。